朝のランニングは朝食を食べてからのほうが効果が高い。

朝にランニングをする人は、朝食前のランニングと朝食後のランニングのどちらが効果的かに興味がありませんか?ランニングの効果を上げるには、朝食後にランニングをすることがおすすめです。

朝食後にランニングをするべき理由は、ランニングにはエネルギーが必要であること、食事をすると十分なランニングをすることができること、朝食の順番を変えてもランニングの消費カロリーは同じであることです。
朝食前にランニングをすることは辛いですし、良いことはありません。

この記事では、早朝のランニングをする人を対象に、朝食をとってからランニングをするべき理由を紹介します。

 

1.朝のランニングの前に朝食を食べるべき理由

1-1.ランニングするのにエネルギーが必要だから

ランニングは多くのエネルギーを消費する運動ですから、ランニングの前に朝食をとる必要があります。エネルギーがなければ体を動かすことができないですし、ランニングをする気力もなくなります。

ランニングをするためにもっとも必要なものは走る気力です。気力がないのにランニングをするのは現実的ではありません。

 

空腹で走ってもトレーニングにはならない

空腹で走ることによって、フルマラソンの後半でおきるエネルギー切れに対するトレーニングになるという考え方もあります。しかし、フルマラソンに参加しないランナーがマネをする必要がありません。

フルマラソンの後半のエネルギー切れと朝食前のエネルギー切れは違いますので、朝食を食べずにランニングをしてもトレーニングになりません。
例えば、朝食の前には肝臓や筋肉中に十分なグリコーゲンがありますが、フルマラソンの後半ではグリコーゲンが枯渇しています。

 

1-2.ランニングの消費カロリーは同じだから

空腹でランニングをすると、ランニングの消費カロリーが増えるという考え方がありますが、これは間違いでありランニングの消費カロリーは増えません。
ランニングの消費カロリーは距離[km]×体重[kg]で決まりますので、空腹であるかは関係がありません。

 

脂肪をエネルギーに変換するカロリーは小さい

空腹で走ると体の脂肪がエネルギーとして使われるので、脂肪をエネルギーに変換するためのカロリーがランニングの消費カロリーに加わるという考えがあります。しかし、脂肪をエネルギーに変換するためのカロリーは小さいですから、期待するほどのものではありません。

ランニングの消費カロリーを増やすには、距離を増やすことが現実的な選択肢です。

 

脂肪の分解には時間がかかる

脂肪がエネルギー源として使われるには、運動を始めてから20分~30分程度の時間が必要です。朝のランニングの時間が30分未満の場合には、脂肪がエネルギーとして使われることはありませんし、空腹が脂肪の分解を早めることもありません。

 

1-3.ランニングの運動効果を上げることができるから

ランニングの運動効果を上げるには、ランニングの距離を増やすかスピードを速くしてランニングの負荷を上げる必要があります。どちらを選択しても構いませんが、そのためにはランニングの前に朝食をとって、十分なエネルギーと気力を補給しておく必要があります。

朝食をとらないと、ランニングの負荷や効果も下がってしまいます。

 

2.おわりに

朝のランニングをする人は、朝食をとってからランニングをするほうがおすすめです。朝食をとってからランニングをするほうが楽ですし、運動としての効果も高くなります。

空腹でランニングをすると根性が鍛えられるという考え方もありますが、これはほとんど意味がありません。食事をとってから十分な負荷のランニングをしても根性を鍛えることはできますし、ランニングの効果も高くなります。

朝の起床後は体が動かないので、無理な強度のランニングをするべきではありません。朝食を食べてからランニングをすることは、体が十分に機能することを待つことでもあります。朝食を準備したり食べるには20分ほどかかるでしょうから、食事が終われば体は十分に機能するようになります。

 

2-1.朝食をとらないでランニングをする人におすすめの軽食

朝食を食べない人は、朝食の代わりに軽食を食べることがおすすめです。食パンにジャムを塗ったりチョコレートなどのお菓子でも構いません。
おすすめのものは糖質が多めのものであり、糖は吸収が早いのですぐにエネルギーとして使われます。

朝食前にランニングをする人は、必ず水分を補給してください。水分が失われて血液の粘度が高くなると、循環器系の問題が起きる可能性があります。

 

2-2.朝食前のランニングでも筋肉は減らない

朝食前などの空腹でランニングをすると、体の筋肉が減ってしまうという考え方もありますがこれは間違いであり、筋肉が減ることはありません。

空腹でランニングをすると筋肉が減るというのは糖新生に基づくものですが、これは生存の危機にある飢餓状態に限って起きるものですから、朝食を抜いても糖新生が行われることはありません。
ランニングをしても筋肉が減らないことに関しては、以下の記事で紹介しましたので参考にしてみてください。

ランニングで筋肉が減らない理由。筋肉が減るのはハードなトレーニングをする人だけ

 


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