男性は女性より持久力やスタミナが高い

男女で持久力(スタミナ)を比較すると、女性は男性より優れていると考えていませんか?実際には、女性の持久力は男性の持久力より低く、この男女差は決定です。

運動能力に関する限り、男性は女性よりほぼすべてにおいて優れています。瞬発力(スピード)はもちろん、持久力(スタミナ)に関しても、男性は女性より優れています。

これは筋肉の量が違うからであり、男女に優劣があるわけではありません。運動能力と人間の価値には関係がありません。

この記事では、男性は女性より持久力が優れていること、男性は女性より運動能力のほぼすべてにおいて優れていることを紹介します。この記事は成人した男性と女性に関するものです。

運動の持久力にはいくつかありますが、一般的には同じ距離を移動する時間が短いこと、同じ仕事をするのに必要な時間が短いことを意味します。この記事では、持久力としてこれらのものを扱います。

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男性と女性の運動能力の比較

男性は瞬発力・スピード・筋力で優れる

筋力やスピード、瞬発力では男性が女性より優れています。100m走・格闘技などのスポーツで比較した場合、女性が男性に勝つ見込みはありません。

これはオリンピックレベルのアスリートだけでなく、運動の習慣がない一般人の場合も同じです。

例えば、10代、20代、30代、40代の一般男性と一般女性がスポーツをした場合、男性がすべての競技で勝ちます。もちろん、肥満などで運動能力に問題がある場合は例外です。

 

男性は女性より持久力(スタミナ)でも優れる

一般には、女性は男性より持久力やスタミナが優れているとされていますが、これは間違いです。男性は持久力に関しても、女性より優れています。

例えば、フルマラソンや水泳・スキーなどの持久系の競技では、男性の記録は女性の記録よりはるかに優れていますし、ほとんど比較になりません。

女性のオリンピックの金メダリストが男性のオリンピックの選考会に参加した場合、その予選会を突破できません。

これは一般レベルのスポーツの場合でも同じです。男性はウォーキングでも、女性より長い距離を短時間で歩くことができます。

 

男女差の理由はヘモグロビン

男性が女性より運動能力で優れる理由は、ヘモグロビンの濃度です。ヘモグロビンの濃度は、男性が女性より10%ほど高くなります。

ヘモグロビンは持久力に直結する要素の1つですから、男女の運動能力の差が大きいは自然なことでもあります。ヘモグロビンの量が違えば、超えることができない差につながります。

 

長時間の運動の男女差

長時間の運動ではどうでしょうか?

女性は長時間かけて出産しますから、長時間の運動に関しては、女性は男性より運動能力が優れると考えるかもしれません。しかし、男性は女性より長時間の運動でも優れています。

例えば、長時間の運動の1つにウルトラマラソンがありますが、これは100km走や24時間走、数日かけて砂漠などを横断するものです。ウルトラマラソンに関しても、男性の成績は女性より優れています。

 

力の割合を同じにすると?

力の割合を同じにする運動(抑える)でも、男性は女性より優れています。力の割合が100%でも50%でも同じです。

例えば、力の割合を抑えた運動には、マラソンやウルトラマラソンがあります。途中でばてないように、力の割合を抑えるからです。

力の指標には酸素の消費量(VO2Max)や最大心拍数があります。酸素の消費量から考えると、フルマラソンはVO2Maxの70%、ウルトラマラソンはVO2Maxの60%になります。男性は女性にこれらの競技で圧勝します。

心拍数もありますが、使う心拍数の割合はVO2Maxの割合とほぼ同じです。VO2Maxの60%を使う運動では、最大心拍数の60%~70%を使うからです。心拍数の割合を抑えた場合でも、男性は女性より優れています。

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女性はスタミナ系でない

女性は持久力に優れるというイメージがありますが、これは人間の不合理な考え方からうまれた誤解です。人間の不合理な考え方にはいくつかありますが、その1つは白黒思考と呼ばれるもので、物事を2分的に考えるものです。

例えば、幸福でなければ不幸、正しくなければ間違いと考えることです。同じようにスピードや持久力に関しても、女性がスピードに優れなければ持久力に優れるというように、不合理に考えたのでしょう。

実際には、スピードと持久力の両方に優れた人がいます。800mと1500mは無酸素運動と有酸素運動の両方にあてはまるので、これらのランナーはスピード系であり持久力系であり、両方に優れています。

一般的な男性と女性はスピード系でも持久力系でもありません。しかし、男性は女性よりスピードと持久力の両方で優れているのは確かです。

 

10kmを走ることができるランナーの場合

私は趣味でランニングしていますから、自分の運動能力をほぼ正確に把握しています。私は10kmを簡単に走ることができますが、スピード系でも持久力系でもありません。

この理由は、私の10kmのタイムが持久系のランナーといえるほど早くないからです。10kmを走ることができるだけでは、持久系のランナーとはいえません。

100mのタイムに関しても同じです。私は100mを11秒台で走ることはできないですから、スピード系のランナーでもありません。

私の運動能力のスピードの点数が10点、持久力の点数が12点だとすると、私はスピード系とも持久力系ともいえません。運動音痴です(笑)

 

男女差がない運動能力

男性と女性で差がつかない運動能力には、正確さや反射神経などがあります。

例えば、射撃などの成績に関しては、男性と女性ではあまり差がつきません。この理由は、男性と女性では筋肉の量に大きな差がありますが、作業の正確さに筋肉の量は関係がないからです。

反射神経にも男女差はありません。これは男女の神経が同じようにできているからです。反射神経には個人差がありますが、最速で0.2秒です。

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おわりに

運動能力に関する限り、男性は女性よりほぼすべてにおいて優れています。これは女性が悪いわけではなく、体のつくりが根本的に異なるからです。

運動能力とは違いますが、体の耐久性に関しても男性が優れています。

男性は骨格が女性より頑丈ですし、女性のように骨粗鬆症になるリスクも小さいです。女性ランナーには体重が減りすぎて骨折したり、摂食障害になる人も多いですが、男性ランナーはこれらの問題に苦しむことが少ないです。

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